
こんにちは、Gene-K です
命令を質問の形に変えるだけで、気持ちよく受け入れてもらえるだけでなく、その人の創造性も発揮される。
トーマス・エジソン
他人ごと? 自分ごと?
「やりなさい!」と言われ、言われことだけをやる(他人ごと)
「○○について、どうしたらできると思う?」「君ならどうする?」と問いかけて、自らの考えで行動する(自分ごと)
他人ごとで動くか、自分ごとで動くかで、結果に付随する能力は大きく変わっていきます。
そういう意味でも「やりたいことを、とことんやり抜く!」ということは、とても大事なことですね。

創造する力
自分ごとで動くときには、必ず"創造する力"が必要になります。
自分ごとで考え、行動する機会を増やすことは、創造力(想像力)がどんどん磨かれていきます。
また、自分で考え行動するということは、裁量と責任が生じます。
モチベーションと緊張感のバランスがとれたやる気に満ちた状態です。多少の壁をも乗り越えるエネルギーと能力を高めるには最適の状態です。
自分ごとで動くときの能力向上が “成長” であり、そこでの成長が"人格形成"にも影響します。これは、勉強、仕事、スポーツにも、すべてに当てはまります。
よくたとえば、そう、よく言われる コーチングの基本です。
子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。
ルソー
経験と成長の機会
指示することは大切です。
ただ、いつまでも指示することを続けていると、指示された範囲のことでしか判断できなくなってしまいます。
また、指示した側は、その指示通りのことができないと感情的な不満足(なんで言った通りにできないの?)を覚えます。結局、言われた側は、他人ごとでしかありません。
何もかも指示・命令に従わせることは、その人の思考を停止させ、経験と成長の機会をも失わせることになります。
これは、子供の教育に限ったことではなく、部下への仕事のさせ方においても同じです。
先のルソーの言葉は、人を育てること(育成・成長の機会の創出)についての教訓としても、とても有益です。
人づくりは、ちょっとした工夫と教訓で大きくその成果が変わります。人づくりは、手間のかかることです。
その大事なことに気づいて、それを実践できるかどうか。それを、続けることができるかどうかです。
