
こんにちは、Gene-K です
「この状況から逃れたい、少しでも楽(らく)になりたい・・・」
こんな経験や感情、誰でも一度はありますよね。
でも、同じ嫌な事や困難な出来事に直面しても、受け止め方は人によって違います。
思考の違い
たとえば、よく聞く「コップの水」の話。
コップに水が半分だけ入っています。
それを見て「半分しかない」と思うか「半分もある」と思うかという心理学的な話です。
コップに水が半分だけ入っているという事実は同じです。
違うのは、その事実をどう感じ、どう受けとめるのか。
「水が半分しかない、どうしよう…」というネガティブな思考は、不安を呼び、なぜ半分なんだと不満を漏らす、思考がそこで停止してしまいます。次の一歩が踏み出せません。
反対に、まだ半分あるからいいじゃない。安心。大丈夫、問題ないという思考は、さらに進んで行くことができます。
また、いまあるだけの水を少しずつ大事にしよう、と目線が先に向かっています。
心の持ちよう
不安と不満でエネルギーを枯渇し疲弊するのも自分、無いものに執着するのでなく今あるものに集中し前進していくのも自分。
どっちも自分の心の持ちようです。
これは、変えられるのです。変える気があるかないかです。
そのために必要なのは気持ちの余裕。精神的なゆとり。正しい判断ができる安定した自分。
逆に言うと、心に余裕なく、いつもあたふたしていると、現実をうまく理解できず、正しい判断ができなくなるのです。
世界のエリートがこぞって「瞑想」「座禅」を生活に積極的に取り入れているのも理解できますね。
吹いている風がまったく同じでも、ある船は東へ行き、ある船は西へ行く。
進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。
人生の航海でその行く末を決めるのは、なぎでもなければ、嵐でもない、心の持ち方である。
エラ・ウィーラー・ウィルコックス
現実は変えられる
大事なのは、どこに向かうのか、向かいたいのかです。
自分の軸(信念)を持っていれば、選択の質はどんどん変わっていきます。
信念は自信となり、自信のある決断と行動によって結果が変わります。
そうです、現実は変えられるのです。
あなたの運命を決めるのは、あなたの心に張られた帆であって風ではありません。
ジョセフ・マーフィー
心の持ち方に一般論や正解はありません。
あなたの心の持ち方しだいで世界が変わります。